太龍寺

四国21番の太龍寺へ行った。牟岐線の立江から県道22号を萱原に向かうと20番鶴林寺と21番太龍寺にわかれる交差点に至る。左に進むと那賀川にぶつかるが、歩く場合は持田橋を渡らず手前の県道28号に入る。那賀川色は碧色で美しい。川の中をのぞくと鯉ではない70㎝くらいの魚が泳いでいるが鮭なのだろうか?河岸からは遠すぎてわからない。上流の加茂谷橋を渡り28号をたどっていくと加茂谷川の谷に沿って山に入っていく。この入り口にお松権現という神社があって猫の神社で有名。昔恨みを飲んで死んだ飼い主に代わって祟りをした猫が飼われていた農家のあととのこと。ここから太龍寺まで地図上では4-5㎞だが、歩くと長い。民宿坂口屋のところから上る道が見た目1㎞くらいなのだがつづら折りのため道のりでは体感で4㎞くらいある。上った先の太龍寺は西の高野山といわれるだけの風格を持っている。樹齢600年の杉の大樹が半端ない。外国人も同行二人の笠をかぶってお参りしている。帰りは来た道を折り返して坂口屋(休業中らしい)に出て28号を平等寺へ向かう。道のわきの加茂谷川は山間の清流となりアユをつっているひとがいる(10月初めまで。入漁券必要)。