プラント大統領と”自由”の死

プラント大統領は*国史上初の犬の大統領だ。グーグル翻訳の進化で犬の言葉が英語に翻訳可能になって以来、その独特の嗅覚で数々の危機を救ってきたプラント氏は*国史上初の上院議員から大統領に上り詰めた。選挙活動でも公約はわかりやすさを第一に「ワンフォーオール アンド オールフォーワン」とラグビーのようなことを主張し続けた。「それって突き詰めると社会主義なんじゃないの?」というツッコミもあったが、かつてのサンダース氏の人気が示す通り、行き過ぎた自由主義社会主義へのゆり戻しを促すのだ。プラント氏のお気に入りのペットは猫のリバティーだが、プラント氏より先に飼い主(プラント氏は大統領だが、犬なので飼い主がいるのだ)のところにいたリバティーはすでにいいお年だった。寝るときにはプラント氏にくっついて寝るリバティーだったが、寄る年波に逆らえず、ついに天に召される時が来た。これを機会に「プラント大統領の元でリバティーが死ぬ!」と声高に主張する人々がいる。(この話はフィクションでトランプ大統領とは関係ありません)