バジュランギおじさん

インド映画のバジュランギおじさんを見てきた。インドとパキスタンの対立にも関わらず、迷子になったパキスタンの少女を家まで送り届けるために苦難の道をいくおじさんがイケメンすぎる、、というかバカなの?というファンタジー。残念ながら現実世界ではありえないだけに人気をあつめるのだろうな。後半はパキスタン国内で警察に追われながら故郷を探すロードムービーなのだが、日本では少女をつれたオッサンが旅行しているだけで犯罪にされてしまうからかの国はまだまだおおらかなんだなーと変なところで感心してしまう。日本ではシステムに対する信仰が強すぎる。正義はおかみが実現すべきという考えで、それを実現するためには個々の人間が働いているという意識が希薄だ。児相を非難しとけば正義面できるみたいな安易さが思考力の限界なのだ。