イノシシ

地方のとあるゴルフ場ではイノシシの害が問題で電線で防御している。しかしながら敵もさるもので、感覚の鈍いしっぽとお尻を使って後ろ向きで入ってくる。電線を乗り越えるや否や振り向くという次第だ。彼らの急所は鼻と口だそうで、こっちは感覚が敏感なのだ。隠れるものが少ないゴルフ場になぜ侵入してくるのかというと、芝生のところにモグラとミミズが出やすく、これを狙ってくるのだという。地方のハンターの間ではイノシシはいい獲物だが放射能被害の関係でジビエがぱったり動かなくなり何年もの獲物が冷凍付けだという。イノシシも人間で50-60にあたる年齢になると肉が硬くてゴムのよう。人間で10台にあたるわかイノシシは美味だという。ハンターはこれを二重丸、〇、△、×でレーティングして冷凍の肉に添付しているのだとか。それはともかく、数年分の肉が一挙に手に入るのであればその地方の放射能汚染の推移を調べるいい資料になると思うのだが。